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プロゲステロンの低下 黄体機能不全 黄体がきちんと機能を果たせていない為に起こります @排卵後の黄体期中期(排卵後6日目くらい)の血中プロゲステロン(黄体ホルモン)が10nm/ml未満 A基礎体温の高温期が10日以内 B子宮内膜の所見が正常周期と3日以上のずれがある 以上の場合を黄体機能不全とします。 |
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なぜ機能しないとダメなの? どうなるの? 黄体は排卵が終わった後に、卵巣に残っている卵胞が下垂体から分泌されるLHというホルモンの助けを 借りて変化したものです。 黄体は黄体ホルモン(プロゲステロン)を産生することにより体温を上げたり、子宮の内膜などに働きかけ 体内の環境を妊娠しやすい状況に整えます。 この黄体機能に障害が起き、十分に黄体ホルモンが産生されなかったり、短期間しか産生され なかったりすると、上記の@ABのような症状が起こり、不妊・不育の原因となるのです。 |
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なぜ黄体機能が弱るの? 排卵が起こらないと黄体自体が形成されません。 その他の場合の黄体の機能が弱る原因は不明ですが、体内の内分泌系統(視床下部・下垂体・卵巣)や 子宮内膜の異常などの要因が複雑に重なり合って起こっていると考えられています。 |
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どうやって治すの? 普段はあまり治療の必要がありませんが、妊娠を希望する時期には黄体の機能を助ける必要があります。 @ ゲスターゲン(プロゲステロン)の周期的投与 黄体期に黄体の代わりに黄体ホルモン(プロゲステロン)を補充します。 A 黄体機能刺激療法(hCG) 黄体期にhCGという黄体の機能を上昇させるホルモンを補充します。 *排卵しないために黄体が形成されていないことが原因の場合 排卵誘発法(クロミフェン療法、ゴナドトロピン療法) |
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